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実際どうなの?肌本来の力を引き出す肌断食のやり方と効果をまとめてみました

投稿日:2017年4月7日 更新日:




肌断食のやり方と効果をまとめてみました

肌断食という言葉を聞いたことがありますか?

プチ断食、断食ダイエットというのはありましたが、肌が断食するってどういうことなのでしょう。

断食というのは食事を摂らないという意味ですね。

肌が食事を摂らないって?不思議な感じですね。

ちょっと不思議な肌断食について、その効果も含めて見ていきましょう。

肌断食ってどういう意味?

断食とは食事を摂らないということですが、肌が食事をするということが不思議ですよね。

食事とは体に必要な栄養を取り入れるというのが本来の意味ですね。

断食はこの栄養を摂らないという意味になります。

これを肌に当てはめてみると、食事とは肌に必要な栄養を取り入れることになります。

そして肌断食とは肌に必要な栄養を取り入れないこと、という意味になりますね。

では肌に必要な栄養とは何でしょうか?

それは肌の潤いを保つための水分や細胞の働きを助ける成分のことを指します。

私たちはお風呂上がりに水分を入れるための化粧水や保湿液を使いますし、細胞の働きを助ける美容液などを使っていますよね?

普段私たちはスキンケアという形で肌に必要な栄養を補っているのです。

この当たり前のようにしているスキンケアをやめることが、肌断食と呼ばれているのです。

肌断食のやり方は?

単純に肌に栄養を与えないということで洗顔や化粧水、乳液、美容液など、肌につけているものを一切やめてしまうことが肌断食です。

メディアで紹介されたり皮膚科医の方の勧める方法はあるようですが、正式なやり方というのはないようです。

実際には昼間に買い物に出たり、仕事があるのでノーメイクのまま過ごすことは難しい方のほうが多いと思います。

そのため実践する場合にはプチ肌断食と称して週末のみノーメイクという方もいるようです。

肌断食に効果はあるの?

いつも朝晩につけていた化粧水や美容液をつけないなんて大丈夫なの?と心配になりますよね。

確かに肌断食を始めると肌がカサカサになったとか、ニキビが吹き出したという声も聞かれます。

しかしそれは一時的なもので、肌に栄養が届かなくなると肌本来の力によって乾燥や肌荒れも治癒していくようなのです。

そもそも毎日お手入れをしていると肌には栄養が過剰に与えられ、本来の力を出さなくても潤っている状態になります。

すると細胞が持っている保湿力や治癒能力も衰えてしまいます。

肌断食を始めると一時的にはかさつきや肌荒れになります。

それでも栄養が届かないとわかると、肌が自ら潤いを出そうと働き始め、細胞を修復する力がよみがえるということなのです。

つまり肌断食をすることによってサボっていた細胞の力がよみがえり、お手入れをしなくてもきれいな肌を保つようになる、といううれしい効果があるということです。

私はアトピーでひどく肌荒れになった経験があり、メイクどころか化粧水をつけてもひりひりする状態になった時がありました。

その時は肌に何もつけることができなくなり、必然的に肌断食の状態になりましたが、1ヶ月ほどするとだんだん潤いが戻り始めたのです。

実際は全く何もしなかったのではなく、皮膚科医でもらったワセリンを赤くなった部分にだけはつけていました。

その赤みが引くと同時に何ともない部分も潤ってきたのです。

それまでは乾燥したらアトピーがひどくなると思っていたので、化粧水もクリームも欠かしたことがありませんでしたが、結局は何もつけないでいる間に乾燥もアトピーも治ってしまいました。

その時は食事の栄養バランスを考えたり、冷えをなくすようにしたりと色々取り組んでいたので、必ずしも肌断食だけの効果とは言い切れません。

しかし当時の体験では確かに栄養を与えすぎない方が肌は丈夫になると感じましたね。

肌断食の注意点

肌断食は皮膚の専門家の間でも賛否が分かれているようです。

そもそも栄養が足りなくて荒れてしまった肌に何も手当てをしないでいたらますます荒れるだけだというのが肌断食に反対する意見にあります。

こちらには私も賛成です。

アトピーや皮膚の疾患で荒れている状態の時は赤くなったり炎症が起きています。

全く何もしないでいると髪の毛が触れるだけでも痛くなる上に、雑菌が入って炎症が進む可能性もあります。

皮膚の病気はきちんと治すべきですし、手当てが早いと軽い症状で済む場合が多いです。

必ず自己判断で肌断食をするのではなく専門医の判断をいただくことをおすすめします。

肌断食を安全に進めるには?

肌断食は肌の力を引き出すという意味ではとても意義のあることだと思います。

しかし一時的とはいえトラブルになることも考えられるので、自己責任だけでは不安な部分が大きいと思います。

それまで使っていた化粧水などのお手入れを一気にやめてしまうとトラブルも大きくなることが予想できるので、徐々に、ゆっくりと変えるのが安心な方法ではないでしょうか。

そもそも過剰に潤うことが肌の力を弱めてしまうなら、最低限のお手入れにしてみましょう。

化粧水の保湿力に頼らなくても潤う肌に変化するかもしれません。

また栄養成分の高い美容液をやめてみるなど、お手入れに頼らない肌作りから始めてみてはいかがでしょうか。

また肌断食の経験のある方は化粧品自体を変える場合が多いようです。

着色料や保存料の入った化学的な化粧品から、自然由来の成分で作られた化粧品に変えると肌にもやさしくお手入れができるようです。

化学的な成分からフリーになることも肌断食ととらえていいのかもしれませんね。

これなら取り組みやすいのではないでしょうか?

肌断食のまとめ

賛否両論分かれる肌断食は、誰もができるという方法ではないかもしれません。

しかし肌本来の力を取り戻すことはすべての女性に必要なことと感じます。

私のようにアトピーのある方は何がきっかけで再発するかわからないので、より慎重に取り組んでほしいと思います。

肌断食をひとりで始めるよりも信頼できる専門医を探して、二人三脚で取り組むと安心できますね。







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