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これって副作用?アーモンドの食べ過ぎで豊富な栄養が裏目に…!

投稿日:2017年4月30日 更新日:




これって副作用?アーモンドの食べ過ぎで豊富な栄養が裏目に…!

アーモンドに美容効果があることは有名ですよね。

美容と健康意識の高い女性はすでに毎日の間食に取り入れていることと思いますが、おいしくてついつい食べすぎてしまうことありませんか?

おいしい上に体にもいいと思うと、罪悪感がなくなり食べすぎに気づかないという声も聞こえてきます。

ただ、何事もすぎてしまうと困ったことがおきる可能性があります。

アーモンドの食べすぎで起きる副作用や注意点などを一緒に見ていきましょう。

アーモンドの美容効果

チョコレートと一緒に食べたり、おつまみとして食べることの多かったアーモンドですが、最近はその美容効果に注目が集まっています。

中でも豊富な油脂分に栄養がたくさん詰まっています。

アーモンドは油が多くてニキビができやすいというイメージが先行してしまいますが、アーモンドの油はオレイン酸という、とても健康的なオイルなんです。

他にオレイン酸を豊富に含むものはオリーブオイルなので、それだけで体にいいことがわかりますよね。

オレイン酸は酸化しにくい油である上に、悪玉コレステロールを溶かす作用があります。

肉類の脂肪で悪玉コレステロールが作られると血管が詰まりやすくなりますが、この血管を健康に保つ働きがあるといわれています。

つまり肉食系女子にもぜひお勧めしたい油ということなのです。

他にもアーモンドにはビタミンEが豊富なので、お肌のアンチエイジングに役立ちますし、必須アミノ酸も豊富でお肌の再生に役立っています。

植物なのにタンパク質やアミノ酸が肉類と同じくらい含まれています。

タンパク質はお肌を作る時の材料になるので、とても貴重な栄養源ですよね。

お肌が疲れた時、かさついてメイクのノリが悪いなあと感じた時にもアーモンドの栄養がお肌にしみわたり、美容効果を発揮してくれるでしょう。

アーモンドを食べすぎると…

そんな栄養豊富なアーモンドも食べすぎると困ったことが起こります。

現在アーモンドを食べる目安としては1日に20~30粒というのが一般的ですよね。

これはアーモンドの健康効果を研究している大学教授が提唱している目安量になります。

これ以上食べることを食べすぎと考えて、副作用や逆効果があるか見ていきたいと思います。

実際にアーモンドの栄養が過剰になることによって副作用が起きたり、また期待した効果が裏目に出ることもあります。

1、ダイエット効果が裏目に出ると太る

オレイン酸が体に残りにくい油であることを利用してダイエット効果を狙うのはいいことなのですが、食べすぎは単純にカロリーオーバーになります。

ナッツ全般に言えますが、栄養が豊富なものはカロリーも高いのです。

アーモンドの目安量である20~30粒のカロリーを考えると、ご飯茶碗1杯と同じくらいのカロリーがあるのです。

ごはんを我慢したから間食にアーモンドを食べよう~と、ついついポリポリ一袋も食べちゃった!

こんなことになっていませんか?

それでは完全にカロリーオーバーで太ってしまいますね。

体にいい油ということが裏目に出てしまうとアーモンドで太ってしまうのです。

2、便秘対策が裏目に出ると下痢になる

アーモンドは整腸作用があり、便秘解消に役立ちます。

その理由は食物繊維と油が豊富なことにあります。

しかし目安量を超えて食べすぎてしまうと腹痛や下痢を引き起こします。

また消化不良を起こして胃痛や胸やけの原因になる場合もあります。

揚げ物の食べすぎで胸やけを起こした経験をお持ちの方もあると思いますが、油の取りすぎは胃腸の消化の負担になります。

消化しきれない油が腸に入ると、体はいらないものとみなして排泄しようとするので腹痛や下痢を起こしてしまうのです。

アーモンドを食べるときには口の中でよく噛んでから食べることが大切です。

固いものを食べるときには噛むことで胃腸の負担を少なくできるのですが、おいしい物はつい口いっぱいにほおばってしまいますよね。

一度に口に入れるとあまり噛まないで飲みこむようになってしまうので、これからは一粒ずつ口に入れてよく噛むようにしましょう。

噛めば噛むほどアーモンドの甘味を感じて一段上のおいしさを発見できますよ。

3、健康意識が裏目に出るとヘルペスになる

アーモンドに含まれる栄養素にアルギニンという成分があります。

アルギニンはアミノ酸の一種で、筋力を保ち血流を促す働きがあります。

そのため筋トレをする方や体力を保ちたい方はサプリメントなどでも摂取していることが多いようです。

しかし体の中のアルギニンが多くなるとヘルペスが悪化するケースがあるので、注意が必要です。

ヘルペスというのは体にあるヘルペスウィルスによって発症する皮膚の炎症で、多いのは口唇ヘルペスと呼ばれるものです。

口唇ヘルペスになると口の周囲に吹き出物ができて、次から次へと広がるように赤いぶつぶつができ、食事をする時にも痛みがあります。

このヘルペスにはなりやすい人となりにくい人がいるのですが、どうもアルギニンの摂取量に関係があるようなのです。

ヘルペスになりやすい人がアルギニンを大量にとってしまうとヘルペスウィルスが増えてしまい悪化する可能性があります。

逆にとらなさ過ぎても免疫力が落ちてしまい、やはりヘルペスウィルスが増えてしまいます。

アルギニンの摂取量とヘルペスウィルスの増加は微妙な関係なので、一概にどのくらいが多くてどのくらいが少ないのかということは言えません。

しかし一度でもヘルペスになったことがある方は目安量よりも少ない量にすると安心かもしれませんね。

まとめ

アーモンドの食べすぎで起こる様々な副作用について見てきました。

まさかアーモンドで?ということもありましたね。

昔は肉や魚を食べられない時の貴重なたんぱく源として食べられていたほど栄養が豊富なアーモンドですから、やはり食べすぎは弊害を生んでしまうようですね。

「おいしく食べて健康に」を実現するためにも、アーモンドの目安量を守ってよく噛んで食べてくださいね。







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