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隠さないで根本からケアしよう♡気になるニキビ跡の改善方法とは?

投稿日:2017年12月11日 更新日:




大人になってできたニキビは治りにくいし、ニキビ跡にもなってメイクでいつも隠してる・・・そんな方も多いのではないでしょうか?しかしいくら隠しても正しいケアをしなければ、ニキビはさらに増え続けてしまいます。。今回はそんな隠したいニキビ跡・ニキビを根本から治していく方法をご紹介していきます!

 

ニキビとは?

ニキビは大きく分けると、思春期ニキビ・大人ニキビの2つの種類がありますが、両方とも毛穴が何らかの理由で詰まってしまうことが大きな原因です。 ニキビケアの要は、この原因となる毛穴のつまりを起こす原因をなくすことが一番大切です。

・思春期ニキビ

名前の通り、10代にできるニキビです。ホルモンバランスの崩れによって皮脂分泌が過剰になり、毛穴が詰まってしまったところに、ニキビの原因であるアクネ菌が繁殖してニキビとなります。

・大人ニキビ

ストレスや飲酒、タバコ、食生活や睡眠の乱れから、肌の新陳代謝のサイクルが崩れ、通常古い細胞がはがれ、新しい細胞に変わるにも関わらず、古い細胞の層がそのまま残り、肌が厚くなって毛穴が詰まるため、ニキビができる。

 

ニキビ跡にはどんなものがあるの?

ニキビ跡とはニキビの炎症によって毛穴周辺の皮膚組織が傷つき、傷跡(瘢痕 はんこん)として残ってしまった状態をいいます。そしてその症状によって種類を分けています。

*赤みのあるニキビ跡

ニキビが炎症をおこしてお肌が傷つくと、免疫細胞が働いてダメージを受けた箇所に毛細血管をはりめぐらし、栄養を送ってダメージを修復しようとします(これを創傷治癒反応といいます)。この集中的に増えた毛細血管が、皮膚を通して透けて見える状態が赤みニキビ跡の正体です。医学的には炎症後紅斑(えんしょうごこうはん)といい、ニキビ跡の中では比較的軽い初期の状態だといわれています。

つまり赤みニキビ跡は正確にいえば色素沈着ではなく、時間の経過とともにお肌の新陳代謝が正常に行われていれば自然に治っていくものです。しかし炎症がひどい場合や慢性化した場合には、紫や赤紫色っぽく見える色素沈着ニキビ跡に進行する可能性があります。逆にいうと赤みニキビ跡の段階で正しいスキンケアをしてあげれば、ニキビ跡をキレイに治せる可能性が高いとも言えるわけです。

*色素沈着によるシミが残るニキビ跡

紫のニキビ跡は、色素沈着タイプのニキビ跡に分類されます。ニキビの炎症(赤み)が悪化して毛細血管が破壊され、内出血して皮膚組織に染み込んで、血液中のヘモグロビンの色が残ることが原因なのです。

これが表皮部分のみで起こるのなら、新陳代謝により皮膚が新しく入れ替わりますが、紫のニキビ跡は真皮まで傷が付いている状態であり、かなりのダメージを肌に受けているので、治療に時間がかかってしまいます。しかもこれを放置していると黒く変色してしまい、ますます跡が消えにくくなってしまうのです。

*クレーター状の凹凸ニキビ跡

オレンジの皮などと表現されることもあるボコッと陥没したニキビ跡。色だけでなく皮膚自体が変形しているためとても目立ちますし、自然治癒がむずかしくとってもやっかいなニキビ跡です。ニキビが炎症をおこすと毛穴を壊し周辺の皮膚組織も損傷します。さらに炎症が悪化し皮膚の奥深くの真皮にまで及ぶと、ターンオーバーではもはや修復することが困難になってしまいます。

表皮のターンオーバー周期は短い(28日~56日程度)のに対し、真皮は非常に時間がかかる(6年とも言われています)ため、真皮はターンオーバーによるダメージの修復に膨大な時間がかかってしまうからです。真皮にはコラーゲン組織があり、表皮を下から支える土台の役割を果たしてくれています。そのコラーゲン組織がニキビの炎症で破壊されてしまうと表皮を支える土台がなくなってしまうため、皮膚がひきつれたり凹んだような状態になってしまいます。このことが原因となり、真皮まで傷ついている部分と傷ついていない部分との間で肌のターンオーバーのサイクルに違いが生じ凹凸クレーターにきび跡になります。

 

ニキビ跡を治すスキンケア法は?

*赤みのあるニキビ跡

赤みのあるニキビ跡をケアする上で大切なのは、

・すばやく炎症を抑える
・ターンオーバーを促進して、新しい肌に生まれ変わらせる

この2点になります。

そもそも赤みの原因は炎症のせいで毛細血管が拡がってしまったことなので、炎症を抑えないうちは肌の赤みは抜けません。これ以上ダメージが深刻にならないよう、早めに炎症を抑える必要があります。炎症を抑えるには「甘草エキス(グリチルリチル酸ジカリウム)や「ビタミンC誘導体」などの抗炎症成分の入ったスキンケア商品を選ぶのがおすすめです。

では炎症を抑える成分が入ったスキンケア商品ならなんでも良いのかというと、そういうわけでもありません。炎症によって肌がダメージを受けると、どんどん肌が固くなってごわごわしてきます。その状態だとうまいこと成分が肌に浸透してくれません。そのため、同時に肌のごわつきをやわらかくしてくれる保湿効果があるものを選ぶ必要があります。

*色素沈着によるシミが残るニキビ跡

ニキビの赤みが色素沈着し、シミのようになっている状態です。色素沈着を防いだり、美白効果のある成分を選ぶと良いでしょう。美白成分としても、赤み対策にあげたビタミンC誘導体はおすすめです。ビタミンCにはもともと「シミの原因になる、メラニン色素の生成を抑える」という効果があります。これにより高い美白効果があると言われています。

そのほか、ハイドロキノンもおすすめです。ハイドロキノンとは、通称「肌の漂白剤」とも呼ばれているくらい、高い美白効果があります。その効果は、「ビタミンCの10倍から100倍」とまでいわれているくらいです。

ただし少し注意したい点が2点あります。

濃度の高いものは、肌への刺激が強いことがある

劣化が早めである

なので、敏感肌の方は注意して選ぶことが重要ですし、肌質に合っていても時間が経過して劣化したものを使わないように気を付けなければいけません。しかし、前述したようにハイドロキノンは大変高い美白効果があります。なので、その方の肌質に合っていて、そして適切に使えばとても優秀な成分といえるでしょう。

*クレーター状の凹凸ニキビ跡

ニキビ跡がクレーター状の場合、セルフケアで改善できるものはかなり限られます。まずは以下の点に気をつけながら、肌の新陳代謝を促してみましょう。

肌を清潔に保ち、紫外線対策をきちんと続ける。

規則正しい生活リズムで、快眠を心掛ける。

タンパク質やビタミン類など、肌の再生に必要な栄養素を摂取する。

しかし、セルフケアでの改善は大変時間がかかり、非常に困難なため、美容皮膚科で治療を行うことをオススメします。皮膚科で治療すると、自分でケアするのと比べ、治療費はかかりますが、最新の治療であれば、治らないといわれていた重症のクレーターでも目立たない程度に治せるようになってきていますので、一度相談する価値があるでしょう。

 

ニキビ跡を改善する生活習慣は?

生活習慣の乱れはニキビが出来るリスクを高め、その結果ニキビ跡を悪化させたり増やしてしまうことになります。忙しい毎日の中で乱れがちな生活習慣ですが、少し意識して変えるだけでも大きな効果があります。生活習慣の改善はニキビ跡に即効性はありませんが、長期的に見てニキビ跡の根本的なケアになります。自分の出来る範囲から始めることでニキビ跡だけでなくニキビの予防にも役立つでしょう。

*睡眠

睡眠不足になると体内のホルモン分泌バランスが乱れてしまい、皮疹の過剰分泌を引き起こします。そうなると毛穴のトラブルが増え、ニキビができやすくなり、悪化しやすく肌環境になってしまいます。また、起床・就寝時間が毎日バラバラになってしまうと、食事が不規則になったり、スナック菓子などの間食も増えてしまいます。そして、生活リズムが乱れることによるストレスも増え、さらにホルモン分泌のバランスを乱す原因になります。毎日の起床・就寝時間を統一し、7時間程度の十分な睡眠時間を確保することがおすすめです。

・食事

食生活の乱れはニキビやニキビ跡へのリスクをとても高くします。特に偏食や油が多めの食事を好んで食べる人は、それだけでもニキビやニキビ跡の原因になっているかもしれません。乱れた食生活は肌トラブルだけでなく、健康にも悪影響です。完璧な食生活をとは言いませんが、1日1回は野菜たっぷりの食事に変えたり、油物を控えるだけでも効果的です。自分で出来そうなところから見直してみましょう。

また、ニキビ跡の改善に効果的な成分を食事からとることも有効な方法です。ビタミンC誘導体の化粧品はニキビ跡に効きますが、同じようにビタミンCを食事からとるのもいいでしょう。人参や春菊、ネギなどに代表される緑黄色野菜やレモン・オレンジなどの柑橘系の果物に多く含まれています。

また、ニキビやニキビ跡にはビタミンBがおすすめです。卵やしいたけ、ほうれん草に多く含まれているビタミンB2などを積極的にとりましょう。ビタミンB2には、皮膚の成長を助け、清潔に保つ効果があります。

このように偏食や油物を控え野菜を積極的に取るだけで、ニキビやニキビ跡に効く成分をしっかり摂取できます。

ニキビになる食べ物とならない食べ物の違いはコチラ

・運動

適度に身体を動かすことも重要です。運動することで代謝がアップし、正しい周期でターンオーバーが行われるようになります。その為不必要な角質はきちんと取り除かれ、老廃物やメラニンなどの排出もスムーズになります。また、ストレスが原因で肌荒れを起こしている人も多いので、適度に身体を動かすことで、ストレスの発散でき、美肌が保たれます。

 

さらに効果を高めるには?

また、ニキビ跡専用の化粧品を使うのもおすすめです。美容液であれば、プラスアルファで効果が期待できるので、スキンケアに取り入れてみるのもよいでしょう。しかもこの美容液の最大の特徴は、「美白ケア」ができるということ。ニキビ跡が気になって人前ですっぴんになれない…という方にはぴったりの美容液です。



ニキビ跡専用化粧水ベルブラン

 

ニキビやニキビ跡ができるには、原因が必ずあるのですね。ニキビができたから潰そう、隠そう。ではなくて、なぜできたのか?とお手入れ方法や生活習慣を見直すことが何よりもニキビを防ぐ方法として大切なことなのです。まずはできることから少しずつ改善していきましょう。隠すことよりも、素肌自体を綺麗にしていきたいですよね。

 

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